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国境なき医師団よりビデオメッセージ

活動地から感謝をこめて、スタッフのビデオメッセージ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社ビッグストリート会員一同御中

いつも国境なき医師団(MSF)をご支援くださいまして、ありがとうございます。

2015年、MSFは、前年から続く西アフリカ諸国のエボラ出血熱流行の封じ込めに取り組みながら、世界各地の緊急事態に相次いで対応しました。

3月に空爆が始まったイエメンの紛争激化、4月にネパールを襲った大地震、そして悪化の一途をたどるシリア情勢……。

生き延びるために国を出てヨーロッパを目指す人びとの数も増加したため、MSFは遭難する難民を船で救出するという新しい活動も開始しました。

南スーダン、チャド、タンザニアなどの難民/避難民キャンプでも、紛争から逃れて過酷な生活を送る人びとの命を支える活動が続いています。

10月にはアフガニスタンで、紛争地の人びとに中立な立場で医療を提供していたMSFの病院が爆撃を受けるという、衝撃的な事件も起きました。

医療活動の安全を確保するための真相究明を求める署名には、多くの皆さまがご協力くださり、励ましの言葉を送ってくださいました。深く御礼申し上げます。

紛争や自然災害、感染症の流行などで命の危機に直面している人びと、貧困などさまざまな理由で医療へのアクセスを閉ざされている人びとに、私たちが継続して人道・医療援助を届けるためには、大きな活動資金が必要です。

これを支えてくださっているのが皆さまからの寄付というご支援です。

MSF日本には今年、12月21日時点で68億7700万円あまりのご支援をお寄せいただき、これまでに日本から約46億9000万円を現地活動に拠出、また、合計99人のスタッフをのべ149回、31の国と地域に派遣することができました(12月31日までの出発予定を含む)。

スタッフ一同、心より御礼申し上げます。

現地に派遣されたスタッフは、皆さまが遠い日本から託してくださった温かな思いを、苦境におかれた人びとのもとに届け、「一人でも多くの命を救いたい」と、日々の活動にあたっています。

そんなスタッフたちから皆さまへのメッセージを、2015年の活動ハイライトとともにビデオとしてまとめましたので、ご覧いただけましたら幸いです。(⇒ビデオを見る

今年1年のご支援、誠にありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。

特定非営利活動法人 国境なき医師団 日本
スタッフ一同

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