電磁界に関する回答と事例

最近、IHクッキングヒーターの電磁界に関するお問い合わせが多くなってきました。
今回は、第三者機関のデータと参考事例をいくつかご紹介いたします。

【ＷＨＯ（世界保健機関）の見解】
５０，０００ミリガウス以下では、有害な生物学的影響は認められない。

【ＩＣＮＩＲＰ（国際非電離放射線防護委員会）のガイドライン】
安全基準は１，０００ミリガウス以下としている。

電子レンジは４０～８０ミリガウス（３０ｃｍで使用した場合）
ドライヤー　２０～５００ミリガウス（３ｃｍ）
電気カーペット　１００～２００ミリガウス（２．５ｃｍ）
掃除機　２０～２００ミリガウス（３０ｃｍ）
洗濯機　１．５～３０ミリガウス（３０ｃｍ）
ＩＨクッキングヒーター ３０ミリガウス以下（３０ｃｍ）
炊飯器　１０～２０ミリガウス（２０ｃｍ）
テレビ　１～２０ミリガウス（３０ｃｍ）
電気スタンド　５～２０ミリガウス（３０ｃｍ）
電気コタツ　０．５～１５ミリガウス（３０ｃｍ）
エアコン　１０ミリガウス程度（１５ｃｍ）
電気ポット　４ミリガウス（５ｃｍ）
蛍光灯　０．１～３ミリガウス（１メートル）
アイロン　１～３ミリガウス（３０ｃｍ）
分電盤３０Ａ契約の場合　１０ミリガウス程度（３０ｃｍ）
冷蔵庫　０．１～３ミリガウス（３０ｃｍ）
パソコン　２ミリガウス（３０ｃｍ）
コピー機　６ミリガウス程度（５センチ）
新幹線　５０～１６０ミリガウス（乗車中）
自動販売機　１～１５ミリガウス（５ｃｍ）

【参考資料】
経済産業省：資源エネルギー庁「電磁界影響に関する調査・検討報告書」（１９９３）
世界保健機関（ＷＨＯ）環境保健基準６９「磁界」（１９８７）
電気学会「電磁界の生態系に関する現状評価と今後の課題（第Ⅰ,Ⅱ期報告書）」（１９９８，２００３）

いろいろなところの成果をまとめますと、ＩＨクッキングヒーターも含めて、「身のまわりの電磁界レベルでは人の健康に影響はない」と考えてよろしいのではないでしょうか。
参考にしていただけたら幸いです。

株式会社ビッグストリート森田秋彦

脱原発・地球温暖化防止

太陽光発電でエコな環境図創りを目指します。